大統領選挙における個人投資家の行動を振り返る
大統領選挙は事前予想を覆し、トランプ氏が勝利しました。
興奮冷めやらぬ中、昨日の反省会をしたいと思います。
様子見を決め込んでいましたが、あれは嘘です。
パソコン前に朝から張り付いて報道を見守っていましたが、
途中から耐えきれなくなり、参入しました。
9時~11時はクリントン氏優勢との報道が相次いだことを受け、
日経平均は上昇していきました。
ここでクリントン氏が大統領になれば、
年末にかけて本格的に上昇相場になると言われていました。
保有株式の買い増しが脳裏にちらついたのですが、
序盤で判断することは危ないと考え、踏みとどまりました。
11時を過ぎたあたりから情勢に変化が見られ、
トランプ氏がリードするようになりました。
日経平均も弓なりに落ち始め、
どう考えても雰囲気がブレグジットのそれと重なり、
報道の空気が変わったのもこの辺りです。
いま思えば、ここで売りに走るべきでした。
午後からは下落一辺倒でした。
日経平均が-1,000円まで落ち込むのを死んだ魚の目をしながら眺める作業を
していました。
含み損も一時-100,000円を超えましたが、ブレグジットの時も
数日で回復傾向になっています。
そのうち戻るだろう、戻るならば
今が買い、むしろ買いたいとの衝動に負け、
東京電力HDを388円で300株、
ついでにNISA枠でイオンを1,410円で100株購入しました。
売り逃していたから余剰資金が不足していたんですよね。
もう少し用意しておくべきでした。
この判断が吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、
注意深く動向を見守ろうと思います。